Nゲージ 近鉄特急12000系(グリーンマックス改造)
近鉄特急 12000系(グリーンマックス Nゲージ 改造)。

12000系完成の写真送ります。12410系もほぼ完成ですので、併せて。

名阪甲特急として昭和39年に開通した新幹線に対抗するには1040011400の両エースカーではアコモデーションに陳腐化が目立つことから、車内で都ホテルによる軽食サービスが提供できるよう"みやこコーナー"を設置した特急車両として12000系スナックカーが登場しました。
昭和42年に登場した京伊特急用18200系と同等の性能で、甲特急だけでなく乙特急としても幅広く運用できるよう2両編成とした汎用型特急車両となっています。 」
 
「宇陀山脈や青山越えなどの難所も100km/hで走破できるよう、当時としては国内最高出力で0系新幹線と同じ出力の180kWモーターを装備していました。
増備型の12200系スナックカースナック・コーナーを廃止したタイプまで多様なモデルチェンジを繰り返し、後年登場する同系列の12400系12410系12600系に至るまでの一大グループを形成することになりました。
また、京伊スナックカー18400系12200系をベースに車体幅を2670mm(12000系は2800mm)にした橿原線仕様、昭和53年に登場した30000系3代目VISTA12400系をベースにしていることから、性能的には12000系のグループに入ります。」
 
12410系はその第11編成で、正面の標識灯を30000系VISTAと同じ台形型に変更したもので、VISTACAR等への増結や、新幹線の度重なる値上げで名古屋ノンストップの利用率が上がってきたことから、名阪甲特急用にも使用できるよう3両編成で登場しました。
後年、中間付随車を新造・増結して4両編成に変更されましたが、3両、4両どちらでも組み替え自在である事から新エースカーとも呼ばれています。」
 
12400系12200系の第57編成として建造されるところを、正面のデザインや屋上機器の変更、12550形中間付随車の1ドア化を行って登場した増備車両で、同時に車内のアコモデーションも明るいオレンジ色に変更したことから通称サニーカーと呼ばれています。
性能的には12200系と同一で4両編成を基本としていますが、昭和天皇お召し列車として数度運行された時は、第2編成の中間車2両をを御料車として4両で挟み込み、6両編成としました。」
 
「他に吉野ACE16400系22600系Aceも並べて写真を撮ってみました。
30000系VISTAがいないので少し寂しいですが、コレだけ多彩な顔が並ぶとなかなか圧巻です。」
 
「但し、16400系は1062mmの狭軌ですので、本来はこのように一緒に並ぶことはありません。22000系ACE代用として並べてみました。」

使用カメラ、Canon IXY 610F、2015.10.18撮影。
 


−12000系制作 第1回−
Nゲージ、近鉄特急 12000系
N田氏がちゃんとした解説を送ってくれていますので、そのまま載せてしまいます。
(手抜き?)

「あれからNゲージにはまっています。
日本橋のアンテナ・ショップで、切り継ぎ改造の練習用にと近鉄特急のボディランナーのB級品をたっぷり買い込みました。

写真@はボディランナーで、部品が欠損していたり、僅かな歪みがあるようでB級品となった様です。」
 
「写真Aは切り継ぎの様子、あっちを切ってこっちに回し、こっちを削ってあっちをパテ埋めなど、細かい作業がわかりにくくなった老眼にはとっても辛い作業です。」
 
「写真Bは切り継ぎ後、ホワイト・パテで埋め込んでペーパーがけをしています。」
 
「写真Cは顔や屋根、クーラーを組み立て後の姿、何とか初代スナックカー モ12000の形になっている様です。あとは仕上げ磨きと塗装です(同じ作業でク12300っも残ってますが)。」
 
「写真Dはキットをストレートに組んだらサニーカー "モ12400(今から25年前に組みました)"になります。i-Podで撮ったので画質が悪いですが、窓配置などの違いは確認出来るでしょう。

近鉄特急は、モデルチェンジを繰り返したものの12600系までは基本的にはキープ・コンセプトで設計されていますので、改造次第で色々な形式が楽しめます。

高校時分、通学で乗っている準急が特急に追い抜かれて行く時に、当時から豪華に見えた近鉄特急に非常な憧れを持ち、"いつかは乗ってやるぞ"と思っていました。
当時の夢は大人になってから乗る機会があり、憧れ度は少しテンションが落ちましたが、若かりし頃の思いはそのまま持ち続けています。
当時第一線で走っていた車両はそろそろ引退の時期を迎えており(既に引退した車両も)、近代的な車両(22000系以降)が主力となっていますが、古い電車とは言われながらも優等列車の良き時代に活躍した車両にはまだまだ頑張って欲しいと思っています。

完成したらまた写真を送ります。」

使用カメラiPod-touch、2012.12.23、撮影。
 


−12000系制作 第2回−
Nゲージ、近鉄特急 12000系

日本橋のアンテナ・ショップで、切り継ぎ改造の練習用にたっぷり買い込んだ近鉄特急、ボディランナーのB級品は、今こうなってます。
 
最近N田氏に勧めたエアブラシ塗装ですが、もう既にマスターされておられる様で、完璧に塗装されています。
やっぱりエアブラシで塗装すると近鉄特急のオレンジがとても鮮やかになりますな。
あ、リタッチする時は同じ塗料でしましょうね。
 
そしてこれらの写真を見て、私の「電車を作りたいバロメータ」は一気に振り切れたのでした。
 


−そして遂に!−
Nゲージ、近鉄特急 12000系のその後。

「近いうちに全容をお送りします。
3年越しの完成に近づきつつあります。」

使用カメラ、Canon IXY 610F、H27.9.29、撮影。
 
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