'82型、スズキGSX750S(タミヤ1/12)。1984(S59)〜1986(S61)頃、完成。 エンジンは、747ccの空冷4ストローク、DOHC16バルブ並列4気筒で、69ps。 最もポピュラーな、あの輸出版(有名な所では1100ccですか)"カタナ"の国内版(750cc版)ですが、このGSX750Sには何故か"カタナ"のネーミングは付いていませんでした。 まぁ、それはさておき、このGSX750Sは、きっちりとコントロールさえすればちゃんと走ってくれる、正に乗るバイクでした。 |
キットはタミヤ製で云う事なし。 作りやすいし、何よりあのターゲット・デザイン社(敢えてハンス・ムート氏とは云いません)の特徴ある実車の型を上手く再現しています。 あ、シートのベルト追加とか、細かい事はしてません、第2期の作品ですから・・・。 |
21Lのタンクは、ビッグ・サイズ・バイクとしては平均的なもの。 でも、グラマラスですねぇ。 |
もう少し付け加えると、このGSX750Sは、当時の車両保安基準により、あの"カタナ"とは異なったアップハンドル(これが俗に云う耕耘機ハンドル)となり、その他ミニスクリーン、スタビライザーも付かず、そして"カタナ"のマーク(ステッカー)も無く(最もステッカーは車検証のオマケとして付いていたらしい)販売されていたのでした。 |
それにしてもこのGSX750Sは、今でもかなり人気があるみたいですね。 このバイクも含めた、初期の"カタナ"シリーズは、実はその斬新なスタイル等から来る特性(クセ)が色々とあった様でしたが、それでもオーナー達は「それも"カタナ"の味である」と"カタナ"ファンを止めないそうです。 でも、このバイクを見ていると、そんなオーナーさん達の気持ち、なんだか少し判る様な気がします。 |