1/144 RGM-79G"ジム・コマンド"
RGM-79G"ジム・コマンド"(バンダイ1/144)。
2003(H15).07頃 完成。
搭乗者、不詳・・・。ヨーロッパ山奥の特殊部隊仕様。

足下の自転車の兵士は、KATOのNゲージ人形シリーズ24-214「自転車に乗った中年」(いや、そう云う名前なんです)で、大きさは1/150。
対するバンダイのMSシリーズは1/144。
でもまぁ、MSとかの横に並べられない事は無いなと思いますんで、「あぁ、大体こんな感じか・・・。」位に考えておいて下さい。


1.待ち伏せ
山の斜面にあるちょっとした窪みに、かがんだ状態で隠されたMS。
薄暗いコックピットの中、進撃してくる敵のセンサー・ライトの明かりだけが、モニターに灯っている。
その動きをじっと観察し、迂闊にも本隊から離れ過ぎた敵(ターゲット)をマークする。
この獲物が、出来るだけ戦術的に重要な機体である事を祈りつつ、イグニッション・スイッチに点火する。
アイドリングの微かな振動を身体に感じるも、確実に敵の懐に入れる距離に来るまでは、未だ動かない。
 
キットはバンダイのモノ。
組み立て易く、ポリ部品を多用しているので塗装もしやすい反面、そのポリ部品の御陰で微妙に関節の位置が決まらず、何か"ゆるゆる"のポーズになってしまうのがちょっと嫌・・・。
これを木々の間から獲物を狙うゲリラ戦用にしたかったので、エナメルのダークグリーン系塗料を筆塗りして見ました。
只、アクリル系の黒のウェザリングは失敗し、何かタール状のモノがへばり付いてしまいましたが、ヨゴシなので、ま、いいか。


2.一撃
目の前を、不用意に通過する敵を少しやり過ごしてから、MSのスロットルを全開にしターゲットの後方から接近。
その間にショート・サーベルのスイッチをONにしておく。
殆どターゲットにぶつける様に機体を接近させながら、マニュピレーター(MSの腕の事をこう呼ぶらしい)をターゲットとの間に展開する。
ようやくターゲットは非常事態を察知し何らかの反応を起こすが、展開しているマニュピレーターが邪魔になり的確な反応は出来ない。
その隙に、ショート・サーベルでターゲットの胸部を、直ぐ下にある小型核エンジン(!)を損傷させぬ様に注意しつつ、腹側から軽く一突きする。
破壊されたコックピットの状態を敢えて考えない様にしながら、直ぐさま自機をターゲットから離し、既に確保している別の"隠れ家"へとダッシュさせる。
その間にもターゲットの撃破を確認するのは怠らない。
 
手に持たせているショート・サーベルは、付属のビーム・サーベルの持ち手に、カメラ・アイ用のクリヤー・グリーンのパーツのランナーから適当にこさえたモノをくっ付けました。
取り敢えずポーズを取らせて見たけれど、今一決まらず・・・。
やっぱり、センスが無い・・・。


3.そして−
新たな"隠れ家"に機体を入れると直ぐにエンジンを切り、コックピットから飛び出した彼は、素早くカムフラージュを施す。
勿論、万一この機体が敵に発見されても、機体にはパイロットの身分や自軍の機密になる様な物は一切置いていない。
それから、"隠れ家"から離れるルートを、身体を隠しながら辿り、一時戦線から離脱する。
そして何日かが経ち、機体を回収する為帰還した彼は、唯"撃墜"マークが一つ増えていただけであった・・・。

見たいな感じのストーリーを即興で考えてみましたが・・・、いやぁ、妄想するのって、楽しいですねぇ。

使用カメラPentax k-x
2012.10.21、撮影。
 
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