1/24 ミツビシ・ギャランVR-4
1990年型。ミツビシ・ギャランVR-4(ハセガワ1/24)。2011(H22).12.13、完成。
1987年に発表された6代目ギャランの最終型で、エンジンは1997ccのL4、DOHCの16バルブ、インタークーラー・ターボ付きの240ps!

そのハイ・パワーなエンジンを象徴する様に、ボンネットには、エア・アウトレットが装着されている。
最も、それは単なる飾りで、しっかり裏から薄い鉄板で塞がれているとか。("ラリー仕様"のVR-4は、ちゃんと穴が開いているらしい・・・。)
 
このキットも、私の大好きなモナカ・キット。
でも、ハセガワさん(Not TAMIYA と云うべきか)なので、組み上げには、かなり手こずりました。
特に足回りの各パーツは、それぞれ何mmかずつ合わず、タイヤの角度を揃えるのにも四苦八苦でした。

付け加えるなら、ハセガワさんはこの頃、ギャランVR-4の"ラリー仕様"も同時に発売していましたが、どうもメインは"ラリー仕様"の方だった様で、"ラリー仕様"のキットを、デカールと僅かなパーツを入れ替え、"市販車仕様"として発売していたと考えると(勝手に思い込んでる!)、車高がやや高いのも頷けると云うものです。(って、完成後に気付いたのか!っつーか、仮組しなかったのか!!!)
 
今回も、特に作り込んだ訳ではないですが、それでも結局、色々手を掛けてしまったこのキット−、

銀のサイド・モールが中途半端な浅い凹モールドで、上手く塗装する自信がなく、仕方なしにリューターで少し彫り込み、エバーグリーンの0.5mmプラ棒を埋め込んだり−、
ウインカー・レンズの下に、クリヤーオレンジで塗った細切り透明プラ板を接着したり−、
ウインドウに貼るデカールをラッカー系クリヤーでコーティングしたり(これはコーティング不足で、表面が浮き上がって来てしまいましたが)−、
ダッシュ・ボードのメーター部分をくり抜き、黒に塗ったプラ板にメーターのデカールを貼り、透明プラ板を挟んでダッシュ・ボード裏から接着したり−。
フロント・グリルの「4WS」のデカールを、わざわざ黒塗りの薄切りプラ板に貼り、グリルに接着したり−。

しかし、黒のボディ・カラーには閉口させられました。
黒だと、ボディに付着する埃や、コンパウンド磨き時の"曇り"や細かな擦り傷も、目立つ、目立つ。
気にし始めるとキリが無くって、最後には諦めモードになりました・・・。
 
見かけは地味なセダンですが、あの"ラン・エボ(最強4WDの異名をとる、三菱ランサー・エボリューション)"の先祖と云えば、その過激さが良く解ると云うもの。
一度加速し始めると、車がどこを向いていようがお構いなしに吹っ飛んでいくとか。

そう云えば、私の友人のY.T氏が若い頃乗っていたのも、この車だったねぇ。
よく"シグナルGPごっこ"(良い子はマネしないでね)をして派手にクラッチを繋ぐものだから、すぐにミッションが逝かれてしまい、結局一度、ミッション丸ごと交換をしたんだっけ。
ああ、"鏡の様なクラッチ"と言ってた頃が懐かしい・・・?
 
素朴な疑問。「なんで背景が白にならんのじゃ!」

被写体との距離は、およそ30〜40cm前後。
白の模造紙をバックにして、デジカメのホワイト・バランスを「オート」ではなく、白いモノを写してセットする「セット」モードで、ついでにカメラの露出も「+1」にして撮影。
画用紙で作った小さめのレフ板を適時立て、トレーシング・ペーパーを巻いた27Wクラスのデスク・ライトをほぼ真上から当てておりますが、やっぱり原因は明るさかな等と思いつつ、色々と考えている今日この頃でした。
 
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