1/700 潜水艦 伊-400
日本 潜水艦 伊-400(アオシマ1/700)。1988(S63)末、完成。
全長122m、排水量3,530t。
日本海軍中、最大の潜水艦であり、水上攻撃機 "晴嵐" 3機を搭載する潜水空母
厳密には潜水水上機母艦になるのかな。

1944(S19).12.30竣工、1945(S20).8月15日、作戦行動中に終戦を迎える。
 
キットは古いモノ・・・、以前に各パーツの形状がかなりアバウトで、ストレートに組むと少々チープな感じが否めませんが、「潜水空母」の名前に引かれ、購入、制作したのを思い出しました。

船体はアクリル系"フラットブラック"(XF-1)、甲板が同"ダークイエロー"(XF-60)の筆によるべた塗りですが、こいつは比較的汚れてませんね。
"カビ"の影響も無い様で・・・。
 
ブリッジのアップ。
今となっては、もう少し手の加え方があったのではと思う程、あっさりとしたキットの出来です。
あ、デカールのシルバリングって、こういうのを云うんです。
 
後方から。
船体の"ポコポコ"っと3つの丸い構造物が、水上攻撃機 "晴嵐" の格納庫(格納筒)。
 
その水上攻撃機 "晴嵐(「せいらん」と読むそうな)"。
伊-400には3機搭載されていたらしいですが、キットには2機付いていました。当時はきっちりと塗ったんですよ。

愛知 M6A "晴嵐"、コードネーム、無し。
定員2名。最高速度474km/h。航続距離1,540km。
武装、13mm旋回機銃x1。
800kg爆弾X1、又は250kg爆弾X4、又は45cm魚雷X1、搭載可。
<以上、愛知 M6A "晴嵐"のデータ>

尚、この飛行機は、カタパルト射出のタイミングが難しいとか−、
フル装備の出撃時はフロートを外し、乗員はパラシュートで脱出させ、回収するつもりだったとか−、
最後の作戦時には、国際条約違反覚悟で星条旗マークを付け、機体を銀色に塗ったが、(作戦行動中に終戦を迎え)機体を海中投棄する際、搭乗員の希望で日の丸に塗り直したとか−、
戦後、機体の修復時には、あのタミヤがスポンサーになったとか等、
色々話題(ネタ)が尽きません。

使用カメラPentax k-x
2012.10.21、撮影。
 
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