![]() |
これは岐阜県は有限会社平瀬酒造店さんが造る日本酒"久寿玉(くすだま)"の手造り純米と云う特別純米酒のカップ酒バージョン、その名も"さるぼぼカップ"です。 どうです?可愛いでしょ。(因みに"さるぼぼ"とは飛騨地方に昔からあるお人形の事です) これも先日、娘のaiちゃんが"あべのハルカス近鉄本店 全国日本酒めぐり"に行って買って来たもの。 当日は岐阜県の酒蔵さんが来られると云う情報はなく、まあ、カップ酒なのでお土産感覚で販売されていたのでしょうな。 で、aiちゃんはカップのイラストを一目見るなり買った(と云うか以前から"可愛いカップ酒シリーズ"はチェックしていたらしい)とか。 こちらの有限会社平瀬酒造店場さんも昔は色々と大変な時期があった様です。 例えば、それまで営んでいたお酒造りが窮地に立たされた時1915年(大正4年)頃に、当時の頭首が灘では"清酒"という新しい酒が出来て大変好評であるとの話しを聞き、"辰馬本家酒造株式会社"("白鹿")さんに見学し、丹波より杜氏を招聘して飛騨で初めて清酒を造ったとか。 そしてその清酒を"灘流正宗"と銘々し発売した処非常に好評で、次第に製造量を増やし現在の基礎を造ったとか。 う〜む、そう云うお話、誠に興味深くて好きです。 と云う事でこの手造り純米酒と云うか特別純米酒"久寿玉"、"パカッ"と開けて一口飲んで見ると、これまた跳ね返りのない"透明感たっぷりの味"、僅かな酸味があり、お米の旨みが良く判るのは流石に純米酒ですね。 そうそう、このお酒は岐阜県産の「ひだほまれ」から造られているのでした、と云う事はこれが「ひだほまれ」の味なのかしらん。 華やかさこそありませんが、誠に純朴な味の日本酒と云った処でしょうか。でも、その割りには透明感があってクオリティーは高いと思いますが・・・。 こう云うお酒は食中酒にすると美味しいと云う"格言?"の通り、食中酒に頂くと甘味が強調されましたし、蔵元さんも"冷酒"と"燗酒"の両方を味わって見て下さいと云う様に"気軽に飲める日本酒"、と云う事で宜しいんじゃないでしょうか、奥さん。 因みにこちらの有限会社平瀬酒造店場さんが造る日本酒"久寿玉(くすだま)"は、そのお目出度い名前からお祝い事に良く注文が来るそうで、先日の"東海北陸自動車道"4車線化工事の折、"軽岡トンネル"の貫通式で、久寿玉(くすだま)"の4斗樽が使われたそうです。 成る程、そう云う使われ方もあるんですな。色々、勉強になります。 使用カメラiPhone6s、2016.11.16、aiちゃん撮影。 |
|