"千代むすび"
鳥取県千代むすび酒造株式会社さんが造る日本酒で、純米吟醸酒"千代むすび"の特別パッケージバージョン、ご存じ"ねずみ男ボトル"。

先頃、女房が山陰方面の日帰りバスツアーに行った折、お土産屋さんに立ち寄る度に、一本又一本と買って来てくれた内の二本目です。

こちらの千代むすび酒造株式会社さんは、その所在地が、あの超有名な一連の"鬼太郎シリーズ"(水木しげる)の集大成として建てられた「水木しげる記念館」の通り「水木しげるロード」にあるのです。
その「水木しげるロード」の完成を記念して鬼太郎シリーズのお酒が造られ、こいつはその中の一つで人気妖怪を描いたラベルシリーズの"ねずみ男ボトル"バージョン。

と云う事でこの純米吟醸酒"千代むすび"、少し"トロリ"としており、ほのかに色も着いていますが香りは控え目、一口飲んでみると、スッキリとした味と云う表現がぴったり。味も控え目ですが、しっかりとお米の味は感じられ、そこには旨味がちゃんとあるんです。この辺りは流石吟醸蔵と云う処でしょうか。
私の好きな"跳ね返り"が少ないのは少々寂しい感じですが、肴を口に含んだままこのお酒を飲むとあら不思議、肴の味の横ではこのお酒の甘みがとても感じられました。
美味しい肴の傍らでしっかりと自分の味を発揮する、そんなお酒が純米吟醸酒"千代むすび"と云うお酒なんですね。勿論、別のランクのものは又違った味がするでしょうが、なかなか美味しかったですよ。

因みに、私利私欲を全面に打ち出すこのキャラクター"ねずみ男"ですが、ワルに徹しきれない等人間臭い処があって一番好きだ、とは作者水木しげるさん談。

使用カメラiPhone6s、2016.01.28、aiちゃん撮影。
 
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