"羅生門 龍寿"
和歌山県はこのページでは初めてのお酒です。
田端酒造株式会社さんが造る日本酒ブランド"羅生門"の「滴滴在心をもって酒造りをなす」という酒蔵さんの信条を最もよく象徴すると云われる"龍寿"。
純米大吟醸酒(詰まり最上級クラス)であり、モンドセレクション連続受賞作であり、私には分不相応のお酒です。

息子が和歌山に仕事に行った折、酒蔵の前を偶然通りかかり、父の日と称し買って来てくれましたが、知らないというのは恐ろしい物です。(有難い話ですが)

前出の通り田端酒造株式会社さんのモットーは「滴滴在心」。
こちらの蔵では特にに拘っておられ、そのを使って最高級の酒米と宮水、そして杜氏さんの心をその一滴一滴に込めれば、必然的にモンドセレクション20年連続受賞になりますわな。
なんたって精米歩合39%、私はそれだけでぶっ飛びました。

と云う事でこの純米大吟醸酒"羅生門 龍寿"、香りは控えめな吟醸香。
一口、口に含んでみると、"跳ね返りのない上品な(強めの)甘味"が口一杯に広がります。
しかしその後に明確なナッツ系(チョコ系?)のしっかりとしたコクが感じられます。
これが深い味(辛口系?)と云われる所以でしょうな。
でもこの独特のコクが気になる方は、食中酒として飲む事をお勧めします。
このお酒と一緒に飲む事によって食事が数倍美味しくなり、且つ純米大吟醸の美味しさが際立ちますので。
こんな"飲み口すっきり"のお酒、私の中では怖くて得点つけられません!

因みにこちらの田端酒造株式会社さん、"羅生門"以外にもユニークな名前のお酒も出しておられます。
"大東一(だいとういち)"、"つれもていこら"、"さとこのお酒"、う〜ん、全部飲んでみたい、と云うか"さとこのお酒"なんかネタになりそう・・・。

使用カメラiPhone6s、aiちゃん撮影。
 
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