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毎年3月11日は東北地方のお酒を飲まなければならない日、と云う事で今回は宮城県の有限会社佐々木酒造店さんが造る日本酒ブランド"宝船 浪の音(ほうせん なみのおと)"の中の1つ、"玲瓏(れいろう)"は、勿論"南部流寒造り"。720mlです。 娘のaiちゃんが百貨店に買い物に行った折、東北の物産展で買って来てくれたもの(詳細は不明)。 こちらの有限会社 佐々木酒造店さんの酒蔵は海からそう遠くない所にありました。 それは何を意味するのか皆さんはお解かりの事だと思います。 それから約2年後には仮店舗ながら酒造りと営業を再開、言葉にすると簡単ですが、そのエネルギーは相当なものだったでしょう。 そんなエネルギーが注ぎ込まれたお酒が美味しくない訳はありません(美味しいに決まってます)。 皆さんも宮城県の、東北のお酒を見かけたら1本買って帰って下さいな。 外れはありません、私が保証します。 と云う事でこの純米吟醸酒"玲瓏"、香りは控えめです。 そして一口、口に含むと、ほんのり酸味のフルーティーな甘さ。唯、面白い事にこの甘さが口の中の下半分で感じられるのです。何か"からくり"があるのでしょうが、素人の私には良い表現が見つかりませんのであえてこう云う言い方をしておきます。 そしてその甘さは決してくどくはなく、あくまでも控えめな甘味であります。 この"ふくよかな甘さ"は、酵母(宮城B酵母)の味?南部流寒造りの味?それともお米(「とよにしき」)の味? 含み香はどこか飲み覚えのある香り(例えば"西条")のお酒? 全体としては"さらり"として飲み易く、控えめな甘さに奥行きのあるこの"玲瓏"には、東北の"ハタハタのから揚げ"を併せて見ました。 上品な甘さで飲み口さっぱりのこの酒にはぴったりです。 こちらの酒蔵さんも所属している宮城県酒造協同組合さんのホームページには、可愛らしい"すぎタマちゃん"なる4コマ漫画が載っており、日本酒の魅力や宮城県のトピックスを紹介してくれています。 キャラも良く出来ていますが、なかなか新作が出ないのは少々残念な処。 まぁ、宮城県の現状を考えると致し方ない事ではありますので、次回作はいつまでも待っています。 たいした力にはなりませんが陰ながら応援してま〜す。 使用カメラSHARP AQUOS SERIE mini SHV31、H19.03.11、撮影。 |
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