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滋賀県の藤本酒造株式会社さんが造る日本酒"神開"のバージョンの一つ"大自然"の、地酒太平記シリーズの石田三成ラベル。 先頃、女房が日帰りバスツアーに行った折、"関ヶ原"近くのお土産屋さんで買って来てくれた日本酒の内の三本目です。 こちらの藤本酒造さんの主力商品である"神開"の由来は、その昔良いお酒が出来ずに困っており「山村神社」の御神託を奉じて掘った井戸からかなり良質の水が湧き、お酒の味が格段に上がった所から"宝一"(初期のブランド・ネーム)から"神開"(神のお告げにより出来たお酒)になったとか。 と云う事でこの特別純米酒"大自然神開"、一口、口に含んでみると、先ずは控え目な吟醸香。 そしてこのお酒もしっかり纏まったお米の味がしましたが、後口は何かいつものお米の酒とは少し違った感じがしました。 言葉にするのは難しいですが、鼻に抜ける時に感じられる僅かな酸味、純米酒なので醸造アルコールの味ではない様です。となるとこれが滋賀のお米「吟吹雪」の味なんでしょうね。嫌みがなくいつもと違う味(香り)はしかし、面白くて癖になりそうです。 適度な"跳ね返り"となって帰って来る「吟吹雪」の味に纏まりがあるのは、「五味の調和を求め、杜氏が丹精込めて醸しあげた」と云うフレーズ通り。この特別純米酒"大自然神開"、なかなかいい仕上がりです。 因みにこの地酒太平記シリーズ、全国の酒蔵が全ての技を注ぎ込んで造る地酒を、その昔覇権を競い合った戦国武将になぞらえ、地酒の魅力を全国に発信させる為に2010年に立ち上げたプロジェクト。 しかし、このシリーズなかなかクオリティーが高いですね〜。 使用カメラiPhone6s、2016.02.18、aiちゃん撮影。 |
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