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秋田県の秋田銘醸株式会社さんが造る日本酒ブランド、目(まなぐ)が特徴の湯沢まなぐ凧のラベルが描かれている"まなぐ凧"の純米酒バージョン。 "ふらっ"とスーパーに立ち寄った時に、「あきたこまち」を使用と云うラベルに引っかかり、思わず買って見ました。 こちらの秋田銘醸株式会社さんも、勿論原料米には拘っており、特に地元の色々な種類の(酒用の)「あきたこまち」を使った所謂"「あきたこまち」シリーズ"も造られている様で、この純米酒"まなぐ凧"はその中の、地元秋田県JAこまち契約栽培米「あきたこまち」を100%使用したタイプのものです。 と云う事でこの純米酒"まなぐ凧"、一口、口に含んでみると手応えが無い? 勿論、純米酒と云えどもランクがあり、良い意味でも悪い意味でも、口の中に入れると何かしらの跳ね返りがある(半ばそれを期待している)ものだが、このお酒にはそれがない? いや、良く味わってみると、酸味等も気にならず、むしろ微かな甘みが"じわっ"とやって来るのが判ります。この甘みは紛れもなく「あきたこまち」の甘みなんでしょうね。 日頃刺激のある食べ物ばかり食べている私は舌の感覚が鈍くなっていたのでしょう。ですからこの一見跳ね返りのない様に感じる味こそがこのお酒の味、強いて云えば透明な味と云う事になるのでしょうね(あくまでも私の感覚ですし、吟醸クラス等は又違った味がするのでしょうが)。 なのでこのお酒には"あっさり"とした肴が良いです。私はメイタガレイのお刺身で頂きました。そして心を穏やかにしてこのお酒を口に含み、クリヤー層の奥にある「あきたこまち」のおいしさを堪能させて頂きました。 こんな面白い味の名酒が近所のスーパーに売っているなんて、なかなかスーパーも捨て難いものですね。 使用カメラSHARP AQUOS PHONE ISW16SH、2015.12.15、aiちゃん撮影。 |
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