"千代鶴 奥多摩"
東京都中村酒造株式会社さんが造る日本酒"千代鶴"のバージョンの一つ"奥多摩"の、地酒太平記シリーズの徳川家康ラベル。

先頃、女房が岐阜方面の日帰りバスツアーに行った折、買って来てくれた日本酒の二本目です。
どうやら"関ヶ原"を通った様でありますな。

こちらの中村酒造さんの特徴は、四段仕込みであると云う事。勿論、手作りの要素も多くし、お米の旨味を大切にしておられる様で、その拘りが味の良さに繋がっていると実感出来るお酒です。

と云う事でこの特別純米酒"千代鶴 奥多摩"、一口、口に含んでみると、控え目な吟醸香、そしてしっかりとしたお米(「五百万石」)の味、跳ね返りが適度にあって味に纏まりがあります。コクも感じられるのは、偏に四段仕込みのなせる技でしょうね。ともすれば生もと山廃仕込みの感じもするこの特別純米酒"千代鶴 奥多摩"、好きです。
一緒に頂く肴は何でも合いそうですが、私は敢えてそのままの味を楽しみたいですね。

因みにこの地酒太平記シリーズ、全国の酒蔵が全ての技を注ぎ込んで造る地酒を、その昔覇権を競い合った戦国武将になぞらえ、地酒の魅力を全国に発信させる為に全国の酒蔵さんが2010年に立ち上げたプロジェクトだとか。

使用カメラiPhone6s、2016.02.15、aiちゃん撮影。
 
<<中村酒造株式会社>>さんへ戻る

<<お酒の棚>>