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今回は地元大阪府の有限会社北庄司酒造店さんが造る日本酒"荘の郷"の純米吟醸酒"稲垣"です。 お盆にM氏と飲みに行く前にリサーチし、こちらの有限会社北庄司酒造店さんが百貨店の地下でミニ試飲販売会をされているとの情報を得て、"ちょい"と覗いて"じっくり"試飲し美味しかったもの2種類を1本ずつ買ったもの。 勿論1本は、M氏への手土産に致します。 こちらの有限会社北庄司酒造店さんは、"量より質"を本格化させる為、平成7年に酒蔵を一新し"佳い酒を少しずつ"の信念で昔ながらの"手作りの酒造り"を継承されておられます。 ともあれ"荘の郷"純米吟醸酒"稲垣"の美味しさの秘密は、こちらのキャッチ・コピーの一説「南部流の"軽ろ味"と"まろみ"の技で醸し上げた飲み口の佳い」と云う一説に隠されていた様であります。 と云う事で、少し色の付いた純米吟醸酒"稲垣"、香りこそないものの、一口飲むと鼻に抜ける良い感じの含み香、軽い酸味で"すっきり"とした口当たり、そして最後に軽いコクが感じられます。 この"すっきり"感は「五百万石」?と思いきや、何と「山田錦」100%! ともすれば重厚な感じさえある「山田錦」でここまで"すっきり"とした飲み口のお酒になるとは。 飲んだ後、口の中に残る僅かなコクが、かろうじて「山田錦」だと判る位。 成る程、これが"軽ろ味"と"まろみ"の技で醸し上げた美味しさ、なのかしらん。 キレもそこそこあり、飲み口あっさりのこのお酒、何杯でもいけてしまう・・・。 恐るべし南部流と云った処でしょうか。 このお酒、大好きになりました。 因みに購入したお酒は、この純米吟醸"稲垣"と、これを火入れしていない同じ純米吟醸"稲垣"の"生酒"タイプ。 "生酒"タイプは、少々荒々しいものの、フレッシュ感たっぷりのお酒。 M氏はどっちを選ぶかと・・・、迷わず"生酒"タイプを持って帰られました。 使用カメラiPhone6s、H28.09.05、aiちゃん撮影。 |
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