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今回は滋賀県は甲賀市の美冨久酒造株式会社さんが造る日本酒ブランド"三連星"の中の番外編。 今年は北海道の酒米「彗星」を100%使った生原酒、純米酒の番外編T、所謂"彗星"バージョンです。 「"作(ザク)"じゃないけど、赤いラベルの地酒!」 少し前ですが、「楽天」の期間限定ポイントの期限が切れるので、それに踊らされた私がそのポイントで手に入れたもの。 このお酒、昨年のいとう酒店のメルマガで偶然見かけ、この面白さを分かってくれるM氏に使いに出したもの。しかし私も飲んでみたいと思った時には品切れ・・・。 それがあまりの人気で今年も生産される事になり、それを再びメルマガで見た時には反射的に購入ボタンを"クリック"しておりました。まるで「実在ゲキウマ地酒日記」(須賀原洋行)のダンナですな。 因みにラベルの後ろにはこんな解説が・・・。 「毎年様々な<<実験>>を遂行してきた番外編ですが、今年は昨年初めて使用した北海道産の酒米「彗星」を全面に使い、三種類の精米歩合違いで実験しました。"ニュータイプ"として覚醒するのはどの精米歩合か?」 「わ〜い、フラナガン機関だ〜。」 こちらの美冨久酒造株式会社さんは勿論ちゃんとした(失礼!)お酒を造っておられますが、この"三連星"と云うブランドは特別で、こちらの酒蔵の若手(30代)社員蔵人3人が"三連星プロジェクト"と称して新たに立ち上げたものであります。 その名前の由来は、30代の社員蔵人3人を中心に醸す、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒の3ランクを中心に造る、各ランクの中で更に"無濾過生原酒"(通年商品)、特別限定、季節のお酒の3タイプで販売する。 そして、現在創業100周年を迎え、過去三代の蔵元に敬意を表し"三"がずっと連なり星の如く輝けるお酒を目指して名付けられたと云う事です。 て云うか、蔵人さんがあの"アニメ好き"なだけなんですけどね。 と云う事で「見せてもらおうか、純米生原酒の"三連星 番外編T"の実力とやらを!」 赤いラベルの地酒なので所謂"華やか系"なのかと思いつつ、口に含むと先ずは微炭酸のお出迎え。 と同時に口の中に一瞬甘味が、と思う間も無くそれが"軽やかな酸味"に変わる。「早い!」 仕込み水には、鈴鹿山系野洲川の伏流水(自家井戸水)を使用。酵母は"協会十四号"。 酸味と甘味の絶妙なバランスでキレも抜群。「通常の3倍はあるぞ」(なんでやねん!) 蔵人三連星さんの自信作"三連星 番外編T"は、シャープな仕上がりで誠に飲みやすい"華やか系"のお酒でした。 やっぱ、次のシリーズも買おう。「これは良い物だ!」 こちらの"酒蔵祭り"も元気な事この上なし。 ブランド名がブランド名だけに色んな(それっぽい)格好をした方々(主に蔵人三連星さん)が、はるばる遠方から来られた方々をお迎えし、そのままヒートアップして行く様相は、まるであのコ●プレ・イベントの如き雰囲気にもなっているとか。 その筋に興味のある御方は、一度参加されて見ては如何でしょうか。 SHARP AQUOS SERIE mini SHV31、H19.03.30、撮影。 |
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