"松花鶴"
お待たせしました大阪府藤本雅一酒造醸さんが造る日本酒ブランドであり、同蔵の最高ランクに位置する吟醸原酒"松花鶴"の720mlバージョン。

今年の初めに一念発起して藤本雅一酒造醸さんに伺った折り、お小遣いを振り絞って買ってきたものです。

こちらの藤本雅一酒造醸さんの一番の特徴は何と云っても、冬に仕込んだお酒を直ぐに販売せず、自社の酒蔵で2〜3年寝かせてから出荷し、仕込んだお酒が残り少なくなったら又仕込むと云う手法をとっておられると云う事。
この方法は、しかし確実にお酒の味に反映されているという事が、このお酒を飲む事によってとても良く判りました。

この吟醸原酒"松花鶴"、2〜3年寝かせておりますので"とろり"としており、少し色も付いています。そして安心して下さい、ほのかに吟醸の香りもちゃんとあります。
一口飲むと、濃厚な味!甘みが結構強いですが、決して嫌みのある甘さではなく、むしろコクのある甘みと云う感じです。もっと云えばしっかりとした「山田錦」の味と言えるでしょうか。
そんなしっかりとした味のお酒に今回は、"(自家製の)がんもどき"を合わせて見ました(別に何でも良いんです)が、両者の良い所がお互いに引き立てあって、私の口の中はパラダイス状態でした。
そしてこのお酒、古酒原酒ですから開栓後の安定感もあり、味の変化も気になりません。最もすぐ無くなりましたけど・・・。
しかしこのお酒、原酒なんですよね。この口当たりの良さは一体何でしょう。
ホント気を付けないと飲み過ぎる事必至ですが、なかなか贅沢ないいお酒で、私はかなり気に入りました。

因みにこちらの酒瓶はなかなかおしゃれなものが多く、この吟醸原酒"松花鶴"の720mlバージョンもクリアー感があってなかなかよろしい。
写真では判り難いかも知れませんので、気になる方は是非ご購入頂き、現物を手に取ってみて下さい。

使用カメラiPhone6s、2016.03.07、aiちゃん撮影。
 
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